こんにちは。
いくら外出をしないからと言っても
常にキレイでいたいのが女性。
自宅の鏡で自分を見て
「根元の白髪が……！！」
現在この状態の方、とても多いと思います。
男性は女心が基本分かりませんので
「どうせどこにも出かけないんだから別にいいでしょ」
とか言いがちです。
しかし女性はそうではありません。
そんな自分の姿を鏡で見るだけでストレスを感じるのです。
「じゃあ鏡見なければいいじゃん」
とか男性は言いそうです。
それでも鏡を見るのが女性です。
こうして互いに理解し合えないままに
「コロナ離婚」が生まれます←
まぁ大げさな話ですが、あながち無くもないかと。。
さて、それでも美容室に行くことをためらう方もいるでしょう。
「ホームカラー」という選択をする方も多いと思います。
そこで今回は「ホームカラーのススメ」
簡単にサロンカラーとホームカラーの違い、
注意点、ポイントカラーのやり方などなどをお伝えします。
まず、よく聞かれることではあるのですが
サロンで使用している白髪染めのカラー剤と
市販されているホームカラーのカラー剤の成分は
基本的にはそう変わりません。
強いて言うならコンディショニング成分などが
サロンカラーの方が当然良いですし
ホームカラーの方が薬剤のパワーが強いものが多いです。
これはどの髪質にでもある程度の結果を出すために
パワーが強めに設定してあるのだと思います。
そんな強いカラー剤を
毎回毛先まで全体に塗っていたら当然髪は、、、
そうならないためにも
伸びた根元だけにカラー剤を塗る（リタッチ）のが必須。
特に白髪染めのカラー剤は染料が濃いので
毛先まで塗れば塗るほど
毛先の方は染料が何度も重なり黒く汚い色になっていきます。
ダメージだけでなく色としても良くないんです。
色ムラにもなりますし
これを修正するのはなかなか難しいです。
サロンでは根元を白髪染め、毛先をおしゃれ染め
更に毛先にはトリートメント成分の多い
かなり弱く負担の少ないカラー剤を選んで塗布しています。
こうして過度なダメージがかからないように
全体を均一にキレイに染めています。
しかし、そんなことは自宅で自分一人でできませんよね？
正直、美容師の僕たちですら
自分でカラーを塗るのは非常に困難です。
なので、できるだけ手短に簡単に
自宅でホームカラーをするオススメの方法は
「Tゾーンカラー」
Tゾーンと言っても
こっちじゃありません↑
こっちです↓
分け目の位置は人それぞれ違いますので
そこはご自分の分け目で塗りましょう。
まずは分け目の伸びてきた根元だけにカラー剤を塗ります。
そのあとに髪の長い人は後ろで一つに結ぶか
もしくはヘアピンやダッカールなどで顔周りの髪を後ろに引っ張って止めます。
それから顔周りの生え際の伸びた根元にカラー剤を塗りましょう。
塗り終わった後はラップで軽く押さえてから放置します。
生え際の短い白髪などはラップなどで押さえた方が
カラー剤がしっかり付くので染まりやすくなります。
この根元だけを塗るやり方は
クリームタイプのカラー剤で行ってください。
もしベリーショートの方なら
泡タイプのカラー剤で全体を塗布した方がいいでしょう。
泡タイプは塗り分けができませんが
ベリーショートで塗り分けは自分では無理だと思いますし
多少ダメージはしますがすぐにカットで短くされると思いますので。
長さのある方には泡タイプはおすすめしません。
基本、泡タイプは全体に塗ることがベースで作られていますので
色ムラにはなりにくいようですがダメージが大き過ぎます。
今回はあくまでTゾーンのカラーのやり方ですので
クリームタイプのカラー剤を選択してくださいね。
放置時間は取扱説明書に書いてある時間に従ってください。
短ければ染まりが浅くなりますし
かと言って置きすぎると無駄にダメージしたり
濃く入り過ぎたりします。
時間は守ってくださいね。
Tゾーンさえ染めておけば
ベリーショートでない限りは
パッと見は白髪は見えません。
中の根元はトップの髪で隠れるからですね。
全体の根元を塗るよりずっと簡単にできると思います。
以上です！
少しでも参考になれば幸いです。
最後に。
ここまで書いて今更言うのもなんなんですが
一番大事なのはカラー剤を選択する知識なんです。
カラー剤は無数にあります。
美容師はその無数にあるカラー剤を更に混ぜたりして色を作ります。
もう無限に色は作れます。
色を選択する。これが難しいんですよね。
こればっかりは簡単に教えられるものではないですし。。
なんとなく見本を見て選ぶしかないとは思うのですが
もしご自宅でホームカラーをされる場合には
参考にしてください。
そしてコロナ離婚を避けましょう（笑）
ではまた。
