こんにちは。
突然ですが皆さんは
外人になりたいと思ったことありませんか?
僕はあります。
もちろんアジア圏内ではありません。
人間は自分に無いものに憧れる生き物。
僕は生まれ変わったら
「ジェーソン・ムラーズ」になりたい。
以前そう思っていました。
歌手ですが、顔もイケメン。歌もうまい。
知らない方は是非聞いてみてください↓
Jason Mraz - I'm Yours [Official Video]
夏のドライブ中なんかにとても心地いいですよ。
さて、僕の憧れ話はどうでもいいとして
今回のメインはサロンでしたカラーのお話。
今までブログで何度か施術の記事を書いてきましたが
全部僕の施術内容の紹介ばかりでしたので
今回は僕ではありません!!
お客様とのカウンセリングのお話を横で盗み聞きしてて←
「これは記事ネタになりそうだな〜」と思いまして。
そのお客様は40代の女性で
「エヴァンゲリヲン」好きです。
長く通ってくださっているお客様なので
今まで何度もエヴァの話はしてきましたね。
さて、そんなお客様のカラーの要望は
去年から流行っている
「グレージュ系のカラーにしたい」というもの。
「グレージュ」ってご存知ですか?
グレーとベージュを合わせた言葉です。
グレイッシュベージュの短縮形ですね。
色の印象は外国人風の自然なくすみを表現しながらも
アッシュ感が出すぎず、ベージュのあたたかみも出る色合いです。
元々はそうなんですが
最近では「アッシュグレージュ」や「マットグレージュ」など
更にくすみ、濁り、アッシュ味を強くした色味も
「Instagram」ではよく見かけます。
ただインスタの写真はほとんどがフィルターかけてあるので
本当のカラーの色では無いものが多いですけどね…。
とにかく、僕ら日本人の髪には
ブラウンや赤の量がもともと多いため
1回でそう簡単に出せるわけではありません。
外国人とはもとの素材が根本的に違うのですから。
そんなオーダーを受けた今回の担当は!
高山です↑
横で僕のお客様の仕上げをしながら
どんなカラーをするんだろうな〜?
どんな行程でいくんだろうな〜?
ブログのネタにしたいな〜と興味津々。
一筋縄でいかないことは明白。
お客様の要望から
カウンセリングをしながら真剣に行程を考え
模索中の高山の後ろで僕は
高みの見物↑
考える高山。
悩む高山。
ついに訪れた決意の時。
僕は…
「フロラクロマ初号機スタイリスト
高山泰成です!!」
実際にそんなことは言ってませんが(笑)
というわけで前置きはいつも以上に長くなりましたが
ここからカラーの施術です!
今回は2行程になります。
まずはブロッキングから。
ただ単にブリーチして明るくした後に
アッシュ系の濃いカラーをのせて終わり!
というわけにはいきません。
白髪もカバーしないといけないし
できる限りダメージも最小限に抑えたい。
色が抜けてきた時に汚くならないようにもしたい。
20代の頃はイケイケドンドンのカラーリングでも
いいっちゃいいんですが
大人のカラーはそうゆうわけにもいきません。
まず最初は
表面に細かいハイライト(スライシング)
入れ終わったら
根元のリタッチ。
ここで白髪もカバーします。
そのまま今度は
アンダーのみハイライト(バレイアージュ)
同じハイライトでも入れ方で表情は変わります。
まず第一行程はここまで。
時間を置いて、一度シャンプーします。
その後、全体にアッシュベージュ系のカラーを全体に塗布。
また時間を置いてシャンプーして終了です。
2行程じゃ無いとできないカラーなので
時間もそれなりにかかってしまいますね。
というわけで仕上がりはこちら↓
写真では分かりにくいですが
赤みをおさえたアッシュベージュ系をベースに
表面には細かいハイライトが入ってます。
店内だと分かりにくいので外でも撮らせて頂きました!
風が強くて髪が流されてますが(汗)
アンダーに入れたバレイアージュのハイライトが効いてますね。
風になびいた時に見えたり隠れたり。
コテで巻いたりすると更に表面に出てきます。
アレンジも楽しくなるカラーですね!
お客様の肌色にも合わせてあります。
米村「美しいな。」 松岡「ああ。」
というわけでカラーの施術記事でした。
うまくまとめられず長文になってしまいすいません(汗)
今回協力して頂いたお客様がエヴァ好きなので
どうしてもエヴァを使いたくて。
伝わらなかった方々には申し訳ありません。
さすがに今回の記事は長くなりましたので
フロラクロマ弐号機スタイリスト米村は
「活動限界ですっ!」
ではまた。