こんにちは。
寒くなってきましたね、、。
朝布団から出るのが辛いです。
うちは一家4人川の字で寝てるんですが
夜中に寝ぼけた状態で、
布団や毛布の取り合いが行われる毎日です←
子供って自分で布団から出たくせに
その後なぜ人の布団を取ろうとするんでしょうかねぇ。
まぁそんなどうでもいいことは置いといて
今日は少し「照明」の話をしようと思います。
実は美容室において、照明というのは
とても重要な役割を持っています。
例えば、暗かったりすると
カットしにくいだけでなく
ヘアカラーの明度も分かりにくくなります。
実際よりも暗く見えてしまうため
その状態で丁度よく染めると外に出たら明る過ぎる、、、
なんてことにもなりかねません。
蛍光灯ばかりだと暖色の色味がとんで見えにくいですし
白熱球ばかりだと寒色の色味がとんでしまう。
これもまたヘアカラーの色を作るのに
とても重要なことなんです。
いわゆる「丁度良い」バランスの照明にしておく必要があります。
さらに、全体に均一に光が回るようになっていないと
例えば、左側の明かりが強いと右側に影が入りますし
上側の光が強すぎると下側に影が入る。
シルエットのボリュームが影が入ると凹んで見えますし
明るいと膨張して見えてしまう。
こうなるとカットでバランスを取るのが難しくなります。
つまり、美容師はハサミ1本あればどこででも髪が切れるわけではないのです。
もちろん切れないわけじゃないですが
サロン内で切るときよりもクオリティは下がります。
と思われるかもしれませんが本当なんです。
なので家族の髪でも
基本的に自宅で切ることはありません(前髪くらいなら)
お客様でもお気付きの方は多いかと思いますが
普段、自分で鏡で見ている髪の色よりも
美容室の鏡で見た方が明るく感じませんか?
基本鏡で自分を見るときって場所も限られてると思います。
洗面所とかトイレとか。
光が均一に回る空間で見てないことの方が多いはずです。
なので少し暗く見えてるんですね。
もちろん快晴の日中に外で見れば明るいですが
なかなかそのタイミングで鏡見ることないですよね、、。
このように、なんにおいても
美容室における照明とはとても重要なものなのです。
さて、これだけ前振りを長く語りましたが
今回、サロンの照明を一部新調しました。
その照明とは
あかりの花屋をコンセプトに自然の風景や草花の美しさを
照明に表現しています。
素材には和紙を使用して一点ずつ手作りで制作しています。
ワイヤーが通っていて、形を変えることもできます。
写真では伝わりにくいですが
とても柔らかく暖かみのある光。
蕾みのようですが桃っぽくも見えますね。
このようなランプは白熱球のような光になるため
ヘアカラーも暖色に振ってしまいます。
前置きで散々照明の重要性を書いたのに
矛盾してるようですが安心してください。
レジカウンターの上に1個だけです↑
はい。セット面から遠い為
仕事に支障は全くございません←
まだ新調して2日しか経っておりませんが
ここで意外な事実が発覚。
なんとお客様が!
誰一人気づかれない…。
たった一つの照明が変わっただけではありますが
僕たちからすればそこそこ大きな変化。
しかし上に吊るしてあるので
視野に入りにくいのか
お客様の方からランプについて触れられることはありません、、。
本当は、お客様に先に気づいて頂き
とドヤ顔で言いたかったわけであります↑
このままいつまでも突っ込まれることなく
月日が過ぎていくのは
というわけで先に告知していくスタイルに変更し
今まさにブログを書いているわけであります。
というわけでこのブログをご覧の皆様は
ブログで先に知ってしまった事実を隠し
サロンにお越しの際にはあたかも今気づいたような
振る舞いを全力でよろしくお願い申し上げます(笑)
ではまた。