こんにちは。
最近忙しくて更新が滞ってしまいました。
楽しみにされている皆様には申し訳ないです。
(ブログが支持されている前提のスタイル)
今回も美容とは関係のない個人的な話となってしまいますが
僕にとってはとても心が動く出来事がありました。
突然ですが皆様に2つ質問です。
動物好きですか?
男女の友情は成立すると思いますか?
僕は猫を飼っていました。
熊本地震の4ヶ月後に永眠しました。
19年も家族として一緒に暮らした愛猫「カジカ」。
最後は老衰ですが
カジカを亡くしたことは、僕の想像以上の悲しみで
いわゆる「ペットロス」状態に近かったでしょう。
あんなにも涙が溢れたのは記憶にないくらいでした。
今は骨壷と写真を部屋に置いてあります。
僕が死んだら、カジカの骨壷も一緒に墓に入れてもらうよう
妻にはすでに頼んであります←
それから2年の歳月が経とうとした今年の6月。
数年ぶりに親友(女性)から電話がかかってきました。
僕には親友と呼べる女性が2人います。
中学生時代からの友達で
青春時代を共にし、苦楽を共にし、支え、支えられ。
今では2人とも結婚し、県外に住んでて
連絡もあまり取りませんが
親友であることには何ら変わりはありません。
その親友が突然電話をしてきたわけですが
最近どうしてるのか来てみたら
「3年くらい引きこもって人形作ってる。」
全く意味が分かりません。
というわけで細かく話を聞いてみると
実はここ3年ほど家に引きこもり
ひたすら人形を製作していたそう。
もちろんオリジナルです。
動物の人形ですが、その製作した人形を
インスタにアップしているそうです。
とにかく一体どんな人形なのか気になるので
インスタを教えてもらい見てみることに。
そしてそのクオリティにビビる(汗)
それからカジカが亡くなったことを伝え
親友もショックを受けていました。
後日、僕はふと思ったのです。
「カジカの人形を作って欲しい。」
電話して依頼して見たら快く引き受けてくれました。
カジカの写真を送り
鼻の色、肉球の色、毛並み、ヒゲ、
細部にわたって詳しく聞かれました。
そんなところまで再現しようとしてくれるのかと
僕は驚きましたが
僕が伝えたことと、親友の記憶の中のカジカをもとに
製作は開始。
そして先日送られてきました。
生まれ変わったカジカです↓
箱を開けて触った途端に涙が出ました。
(記事書いてる今も泣いてます。)
そっくりどころかカジカでした。
妻も驚いてました。
人形なのに暖かいんです。体温があるんです。
もちろん本当に温度があるわけじゃないですが感じるんです。
きっと親友の記憶の中のカジカも入っているからでしょうね。
カジカが生まれ変わったこと
親友がこんな技術を身につけたこと
一生懸命作ってくれたこと
様々な感情が湧き上がり
もう1つ驚いたことが。
子供達は当然のようにカジカに触りたがるわけですが
明らかに普段のぬいぐるみと扱い方が違ったのです。
少し緊張した面持ちで、優しく持ち上げ
笑顔でカジカの頭を撫でていました。
その様は、本当の動物に触れ合った時と同じでした。
近所の散歩中の犬や、ミルク牧場で小動物と触れ合った時のそれ。
改めて、「すごいなぁ…」と親友のことを思ったのでした。
今カジカは居間の片隅で共に過ごしています。
手も動くんですよ。
家族が戻ってきたこと。
こんな嬉しいことはないですね。
ちなみにもう1人の親友は
先日、数年ぶりに旦那さんと、去年生まれた赤ちゃんと一緒に
髪を切りにサロンに来てくれました。
2人とも数年ぶりに絡みましたが相変わらず(笑)
忘れられない6月となりました。
親友の他の作品も見てみたい方はこちら↓
現在注文が殺到してるそうで依頼はしばらく受け付けてないそうです(汗)
そんな中、すぐに作ってくれたことも有り難いことですね。
ではまた次回。