こんにちは。
今回は美容に関係なく
個人的な最近あったある出来事のお話です。
小さいお子様がいらっしゃる方には、あるあるな話かもしれませんが
子供達の目に入ると磁石のように引きつけられる
UFOキャッチャー
ガチャガチャなんかもそうですが
とにかく子供達はこうゆうものを見つける嗅覚というか視覚というか
異常なまでに発達しているのか
子供に見つからないようにそっちの方を通らないようにしても
結局は見つけられるもの。
昨今のガチャガチャは僕らの頃と違い価格も300円とか当たり前のようにします。
しかも何が出てくるか分からないし
買ったとしても1日も持たずに飽きられます。
もう本当にお金の無駄でしかないと個人的には思うのですが
UFOキャッチャーに関しては
「取れるかどうかも分からない。(基本取れない)」ものに
お金を払って、しかも一瞬で終わるわけです。
もはやギャンブル。
というわけで我が家では基本この類のものはさせないようにしていたのですが
ちょうど1年ほど前。
家族で映画を見に行った時に
娘が珍しく「UFOキャッチャー」をやりたいと言い出しました。
娘はユニコーンが好きで
こうゆう感じのやつです↑
ユニコーンの置物?みたいなのがたくさん入ったUFOキャッチャーでした。
あぁ、これはやりたいっていうよなぁ、、と。
なので僕は1回だけならいいよと。
そうなると息子にも同じように1回させなければなりません。
なので2人とも1回ずつ自分のしたいのを選んでどうぞと。
まぁ結果は当然のように2人ともあっさり失敗。
今となればなんでこんなことを言ってしまったのかと
自分でも思うのですが
「じゃぁお父さんも1回だけやってみようかなぁ。」
とはいえ僕に欲しいものなんてありません。
どうせ取れないし、とりあえず娘のユニコーンのをやって
それから映画館に入ろうかなと。
軽い気持ちでした。
子供2人が見守る中、UFOキャッチャーを操作すると
まさかの成功。
テンションMAXの娘と羨ましそうに見つめる息子。
こうなると息子にも何か取ってあげなければとなるわけですが
そう奇跡は何度も起こるはずもなく。。
UFOキャッチャーの前に涙を浮かべて体育座りをする息子。
完全にすねてしまって映画館へ連れていくのに一苦労したのでした。。
ということが1年前にありまして
そして先日の出来事。。
ここからは
僕
妻
娘
息子
の設定でご覧ください。
急に寒くなり、慌てて衣替えをしたものの
すでに子供達の服はサイズアウトしており
妻ひとりの方が買い物がはかどるだろうと思い
妻だけユニクロへ行かせて
僕は子供2人とアミュプラザ内を散策することに。
1階からぐるぐる回りながら上へ上へと上っていきます。
何階だったかは忘れましたがゲームコーナーがあって
磁石のように吸い寄せられる子供たち。
しばらくはただ見ているだけだったものの
娘が僕に一言
「なにか1つでいいからやりたい。」
普段はダメと言うのですが
まだ妻から買い物終わりの連絡も無いし
まぁたまにはいいかということで。
息子にもなにか1つしていいよと言い
2人はUFOキャッチャーへ。
娘は「鬼滅の刃」の胡蝶忍の人形
息子は恐竜の小さいぬいぐるみ
が欲しかったようで、チャレンジするもののあっけなく失敗。
まるで100円がゴミのようだ…(ムスカ風)
とは思いつつも、まぁ当然の結果です。
ちょうどその頃、妻から連絡があり
ゲームコーナーにいることを伝え、こちらへ来るのを待つことに。
そして僕
今思えば
なぜあんなことを言ってしまったのか
後悔した言葉
「じゃぁお父さんも1回だけやってみようかなぁ。」
僕はまず娘の失敗したUFOキャッチャーを確認。
その後、息子の失敗したUFOキャッチャーを確認。
うん。どっちも取れないよこれ。
特に娘の方は無理と判断。
しかし別に僕が欲しいものなど無いし
子供達も他に特に欲しいものは無さそうなので
同じものを僕もすることに。
まず娘の方を適当に1回やったところ
まさかの成功。
テンションMAX の娘と羨ましそうに見つめる息子。(デジャブ)
娘は本当に嬉しかったようで
人形を持って走り回ります。
まずい…
これは非常にまずい…
蘇る1年前の記憶。
そこに妻登場。
「お待たせしました〜。」
今までの経緯と、うっかり娘の人形を成功してしまったことを
妻に説明すると
「…………。」
無言。そして圧倒的に冷ややかな目線。
去年と同じことしてバカなんじゃないか学習しないのか
と思われている気しかしない。
しかもこの後は晩御飯を食べて帰る予定。
このまま昨年と同じ場合
なんとも楽しくない食事が待っているのは明らか。
絶対に失敗の許されないUFOキャッチャーが
僕に重くのしかかるのです。
そして4人で息子の欲しいUFOキャッチャーの前に。
そして息子に
「お父さん一生懸命やるけど失敗したらごめんね。
取れなかったら仕方ないから諦めてご飯食べに行こうね。」
と、言い訳がましく謝ってみたものの
すでに少し複雑な表情の息子。
頭でわかってはいても感情を制御しきるのは
5歳児にはまだ難しいとは知りつつも。
いざ勝負。
まさにこれ
全集中。
かつてこんなプレッシャーの中
脇汗をかくくらいこんなにも真剣に
UFOキャッチャーに挑む中年男子が居ただろうか。
僕は震える右手で横移動のボタンを押す。
すると
(狙った位置よりも行きすぎたーっ)
先ほどの娘のときのUFOキャッチャーと違う機種で
クレーンの移動速度が思ったよりも全然早かったのです。
この時点もうすでに、息子の欲しがっていた恐竜は無理。
まずい。。どうする。。
いやこの際なんでもいいからなにか取ってあげないと収集がつかない。。
僕は今の位置から狙えるであろう、別の恐竜に狙いを定め
縦移動のボタンを押す。
よしっ!いい位置行った!
掴んだ掴んだ掴んだ!
持ち上げたー!!!
よし行けそのままいけ行けイケイケーっ!!!
もうちょい!あと少しっ!!!!
ツルッ
「落ちたぁぁぁぁああああああ…」
落下した位置にあったのは
息子の欲しかった恐竜。
落ちた衝撃でその欲しかった恐竜が転がり
そのまま取り出し口へ。
絶句
え?
なにこれ奇跡?
そこ数秒間の感情の起伏の浮き沈みに
まだ心が落ち着かず呆然とする僕の横で
喜びすぎて不思議な動きを繰り返す息子。
昨年のことがあったからか
本当に嬉しかったんだと思います。
全身で喜びを表現し興奮状態でした。
その後、子供達は上機嫌で
成功した僕に2人とも寄り添い
家族4人で楽しくご飯を食べて帰ったのでした。
今回はたまたま2人分とも成功したからよかったものの
もし息子のをまた失敗していたら
あの後どうなっていただろうかと思うとゾッとします←
僕はもう2度とUFOキャッチャーはしないと心に誓ったのでした。
おしまい。
追記
あんな思いして取っても1週間もすればもうその辺に転がってて
大事にされてないのも子育てあるあるですよね…。